Sustainabilityサステナビリティ

Group Policy

美須賀海運グループの経営理念

  • ビジョン・・・社会にとって必要とされる会社となること
  • ミッション・・・品質が高く評価される会社になること
  • バリュー・・・誠意と熱意を持って仕事に取り組むこと

Sustainability Policy

サステナビリティ基本方針

私たち美須賀海運グループは、安全で安定したグローバル・サプライチェーンを支えるパートナーとして、グローバル規模で社会課題解決に取り組み、安心で快適かつ豊かな社会の実現に貢献します。
地球環境の保全
環境に関する各種条約、各国諸法令等を遵守し、地球環境の保全、環境汚染の防止、生物多様性の保護に努めております。
また、廃棄物の減量・リサイクルの推進、省資源・省エネルギー、節水、温暖化ガス排出の削減等へ積極的に取り組んでおります。

To details

安全性の追及
年度ごとにKPI目標を設定しそれを達成するためのアクションプランを策定、達成状況や進捗状況、事故・トラブルの再発防止策の立案、安全管理システムの改善、プランの見直しなどを月次で開催するマネジメントレビューで実施しています。
PDCAサイクル、特にCheckと更なる改善のためのActを重視することで安全品質の向上に努めています。
  • ① “COME HOME SAFELY”
    美須賀海運グループは、船の運航に関わる者すべての者の共通の目標"COME HOME SAFELY"を安全スローガンとして掲げ、ケガなく病気なく事故なく笑顔で下船・帰宅の達成を目指しています。全社・全船に配布している安全環境に関する月刊ニュースレターのタイトルにも採用しています。
  • ② “M-LIGHT”
    M-LIGHT(Misuga Live Information Gateway enHancing Technology)は、船陸一体型の船舶管理業務の共通プラットフォームです。安全管理システムマニュアルや書式、並びに申請・承認ワークフローを電子システム化し、正しい手順で報告や承認依頼を行い、関連情報を自動で記録・共有することで、効率的かつ高い精度で船舶管理業務を遂行します。
    M-LIGHTの導入をはじめとするデジタルトランスフォーメーションを積極的に推進することで、業務改革を図りつつ、陸上からの監視を強化しコンプライアンスを徹底して安全管理品質の向上に努めます。
人権の尊重
人権を尊重し、人種、信条、宗教、性別、性的思考・性自認、国籍、年齢、出身、心身の障害、病気、社会的身分等を理由とする差別は行わないことを誓います。
並びに、国際条約や各国・地域の法令に基づき定められた労働者の権利(団体交渉権や結社の自由を含む)を尊重しております。
法令/社会倫理へシフト
  • ① 内部通報制度(Whistlebrowing)
    コンプライアンスの徹底や不正の防止のため、事業所内や船上で違法行為や不正行為があった場合に誰でも匿名で内部通報できる制度を設けて運用しています。
  • ② 職場安全・多文化共生
    当社ではコンプライアンス規程やハラスメント防止規程を整備し、役員を含む全従業員に対して関連研修を提供しています。また、コンプライアンス・ハラスメント関連の社内相談窓口を設置し、従業員が安心して働ける環境を構築しています。
    特に、管理船に配乗されている乗組員は様々な国籍を有し、宗教や文化的な背景が異なります。これらの違いを十分に認識させ、互いを尊重する文化を醸成することで、多様性と包括性を尊重する組織文化を築いています。
  • ③ 労働協約に基づいた雇用
    雇用は労働協約に基づいた賃金及び労働条件の下、雇用しています。毎年、三六協定締結後に社内に周知して、協定違反とならないように指導しています。
  • ④ 教育機関寄付型私募債
    資金調達方法の一つとして、教育機関寄付型私募債を発行し地域社会へ貢献すると共に、社内報等で周知しています。
法令/社会倫理
国内外の法令を遵守し、社会規範に則った誠実かつ公正・公平な取引活動を行っております。並びに、反社会的勢力または疑われる者からの不当な要求に対し断固として拒否し、一切の関係をもたないこと、及びテロ行為、マネーロンダリング等の犯罪には一切関与しない、また、利用されることのないように細心の注意を払っております。
  • ① 取引先対応の透明性と信頼性
    仕入先等の取引先については、取引開始時に取引登録確認書の提出を通じて会社概要の説明と反社会的組織ではないことの確約を求めており、取引先を含めた透明性の向上と信頼性確保に努めています。
  • ② 第二者監査の実施
    コンプライアンスの徹底並びに管理品質の向上のため、船員派遣会社及びグループ管理拠点に対して「美須賀安全品質基準」に基づく第二者監査を定期的に実施し継続的な改善に努めています。
  • ③ 内部監査の推進
    当社では独立した監査室を設置し、各部署を対象に年1回の内部監査を行っています。これにより、会計、法令、規程、労務、安全、職場風土など多岐にわたる領域を対象に、組織全体の健全性を確認しています。監査結果および是正内容は定例的に代表取締役へ報告され、組織の透明性と持続的な改善が実現されています。
労働環境の向上と安全対策の強化
働きやすい職場環境の実現を目指しており、労働関連法令を遵守し、違法な長時間労働の撲滅に努めるだけでなく、仕事と生活の統合(ワーク・ライフ・インテグレーション)の実現に向けた働き方を支援しております。
また、安全かつ衛生的な職場環境を保持し、日ごろから事故・労働災害の防止に努めております。
  • 勤怠管理システムを導入し、従業員の働き方や出勤状況を効果的かつ効率的に管理しています。
    法令や労働基準に基づく勤務時間や休憩時間の規定を厳密に守り、組織全体の生産性や労働環境の向上に寄与します。
  • 乗組員の健康維持のため、乗組員のBMIや血圧をレポートさせて健康維持を促しています。
  • 陸上の社員に対して、交通ルールを徹底させるため、安全運転宣言の掲示や飲酒運転の根絶について通達や安全衛生委員会などを通じて周知徹底しています。
  • リエントリー制度により、事情によって一度退職された社員の内、再就職を希望する社員を再度受け入れる取組みを行い、長期的に仕事と生活のバランスが取れた生活設計を支援しています。
情報の取り扱い
当社は個人情報と機密情報の取り扱いにおいて、漏洩・流出の防止のために適切な体制を整え、情報セキュリティに関する法規制を厳守し、不正な知的財産権侵害を含む行為を排除しています。
個人情報と機密情報へのアクセス制限や保護対策、従業員教育、情報分類とポリシー確立、そして定期的なセキュリティ監査を通じて、安全性とコンプライアンスを確実に守ります。
  • ファイヤーウォール、セキュリティソフトの導入等、ハード面での不正アクセス防止及びサイバーセキュリティを実施しています。
  • PC及びサーバーの各フォルダに対しアクセス権限を設定して情報管理を行っています。
  • 情報漏洩防止規程、情報漏洩防止マニュアルを制定して運用しており、各社員は「情報漏洩防止に関する誓約書」を提出して情報資産保護への意識を向上させています。
  • 規程内でパスワード管理についても規定されており、定期的なパスワードの変更を行っています。
  • PC及びサーバーに対し管理者権限を設定し、専門の部署にて管理しています。